『 自己嫌悪から脱出する言葉 』

 

たとえば、別 れた恋人と偶然に再会したら。。。
取り乱さずにいようとしても、
心の中はひどく混乱するものだよね。

どんなにあきらめようと意識の上で思っていても、
実際に彼に会えば、未練や愛おしさや、戻れない悲しさや、
そんな感情で胸がいっぱいになってしまう。。。

彼と別 れた後、ひとりになって、
自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。

はしゃぎすぎて痛々しく見えたかな。。。
もう気にしてないって態度が冷たすぎただろうか。。。
声なんかかけなければよかった。。。
黙っていればよかった。。。
気がつかないふりをしてればよかった。。。。

彼と話をしたい自分、彼の顔も見たくない自分、
心がまっぷたつにちぎれて
過去にも未来にも行けない状態になることが
私にもよくありました。。。

自分を責めて、追いつめて、
いつも絶望的な気持ちになり、
身動きが取れなくなったものでした。。。

世の中のすべてが色彩 もなく、
鈍い痛みだけが現実のすべてでした。。。

自分を憎んでばかりで、
真実の『愛』にも、
人生は長く、この先に明るい希望があるということにも、
何一つ気がつきませんでした。

だけど、苦しい状況を徐々に乗り越えられたのは
自分に言い聞かせたことばのおかげかもしれません。。。

今、あなたがもし、自己嫌悪で苦しんでいるなら
祈るようにこのことばを何度もつぶやいて。

「あの人にどう思われようと、私は私。私は自分を信じている」
「あの人にどう思われようと、私は私。私は自分を愛している」
「あの人にどう思われようと、私は私。私は自分が大好き」
「あの人にどう思われようと、私は私。私はひとりで歩いていける」

苦しい夜には、何度もあなたに言い聞かせてあげてください。
つぶやきながら自分の体をさすって、軽く叩いて励ましてあげて。
大切な友人を励ますように、自分を慈しんであげて。

そんなストロークを与えながらこのことばを唱えるとき、
このことばが力を発揮して、自己嫌悪の執着から
あなたを解放してくれる。。。
しらけず、決してばかにせず、この言葉の力を信じてください。

そのうちに、いつか焦燥感は消え、
あなたは安心して自分を受け入れられるようになるでしょう。
そして徐々に、あなたの周りには色彩が戻り始め、
落ち着きを取り戻していくでしょう。。。

『だめな部分があったっていいじゃない、
どう思われたって、私は私だよ。』

いつかそう思えたとき、
あなたは少しづつ自分を愛することが
できているんだよ。。。
そしてそのとき、心の痛みが消え始めていることに
気がつくはず。。。
あなたが愛し、救うべき人は、別れた恋人ではなく、
あなた自身だと、きっと気がつくことでしょう。。。

あなたも私も同じ道を、
立ち止まったり、走ったりしながら進んでるよね。
道はずっと続いていくわけで、
焦って進む必要なんかない。。。
どんな失態を冒そうと、
別れた恋人にどんなふうに思われようと
あなたはそのままで、立派にあなただから。。。
あなたはそのままのあなたを、受け入れてあげればいいんだよ。

あなたがそこにいるのを、私はちゃんと知ってる。
あなたが動こうとするまで、
ずっと待っててあげるよ。

もうすぐ、春だね。
もうすぐ、あたたくなるよ 。。。 (∩_∩)

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■きょうのことば■

自分自身を信頼できるようになれば、
あなたをとりまく多くの事柄に対する信頼が生まれるだろう。
〜 ラ・ロシュフーコー(モラリスト)〜

自分を好きになると、自分の選択に自信がでてきます。
自分の選択に自信が出てくれば、過去の失敗や痛手を強さに
変えることができるよ。強くなるということは、同じ痛みを
感じている人間にやさしくなれるということ。人を癒し、そ
れによってあなたは癒され、愛の本質を学ぶことができるで
しょう。。。前向きに自分を見つめてあげてください。
あなたはこの世の中でたったひとりの特別なひとだよ。
傷ついたあなたが再び灯した明かりは、以前よりずっとずっと
明るいはず。それを見つける人もたくさんいるはずだよ。
自分を磨く、そのいちばん最初にすべきこと、それはあなた
自身を愛して、信頼してあげることなんです。
    
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■失恋のおくすり(Books)■

『理由もなく切なくなる夜に読む本』鴨下一郎 著 青春出版社

心療内科医の鴨下先生が、切なさや虚しさにとらわれてしまった
時の解決法を簡潔に教えてくれます。なにもいいことがない毎日
が気づかせてくれること、別れた恋人が忘れられない苦しみから
抜け出す方法、傷ついた自分を癒すヒント、そして将来の自分の
育て方。。。専門家のアドバイスはきっと失恋の傷を癒すきっか
けを作ってくれるはず。。。心の痛みをわかってくれるやさしく
穏やかな一冊です。

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2002.2.9


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