『思い出を遠ざけること』

 

失恋してからどれぐらいたちましたか。。。

まだ心の中はあなたを苦しめた誰かのことでいっぱいですか?

そうですよね。。。

失恋したからって、相手のことを簡単に嫌いになんかなれませんよね。。。

簡単に嫌いになって『なんだよ、あんなヤツなんか!』って

思うことができたら、どんなに楽でしょう。。。

優しかった人の声やことば、ぬ くもりや安心感。。。

過ぎた日々を思い出す時、頭の中はしあわせだった過去に戻ります。

あんなこともあった。。。

こんなこともあった。。。いろんなことを思い出してしまうよね。。。

だけど、私たちが生きているのはまぎれもなく「現在」。

思い出から現実に引き戻された時には

『なぜなんだ……』という葛藤や苦しみと向き合わなければならない。。。

失恋した人間にとって

過去と現実は、天国と地獄ほどのギャップがあるんです。。。

甘い思い出が多いだけ、現実がつらくきびしく感じてしまうんです。。。

私もこれを何回くりかえしたことでしょう。。。

信じられないほどくりかえした気がします。

思い出に浸る、苦しむ、浸る、苦しむ。。。

いつまでも同じ場所でぐるぐるまわって、

これが一生続く気がしてた。。。

知らないうちに両手を握りしめてしまうほど、

身体が震えてしまうほど、心が痛かった。。。

あなたが今、この果てしない痛みの中にいるのなら

そこから抜け出すために、すぐにしてほしいことがあるんです。

あなたの身の回りから、過去の思い出を遠ざけることなんです。

誰かと聴いたCD、誰かにもらったプレゼント、

誰かの置いていった荷物、誰かがくれた手紙、

壁にはった写真、アルバム、思い出をつづった日記帳、

なくした恋に関わるすべてのものを、今すぐ箱に詰めて、

しっかり封印してどこかに隠してしまうんです。

なぜなら、それが、あなたを苦しめている元凶なんですから。。。

それは今のあなたにとって、

簡単には捨てがたい思い出が入った大切な箱かもしれません。

失恋したばかりの今のあなたには

思い出をその箱にしまうことさえ、大変な作業です。。。

でも、やるんですよ。

あなたの手で箱を、失恋を、封印してしまいなさい。

これがつらい思い出との決別 の儀式です。

いつか傷が癒えれば。。。次の恋がはじまれば。。。

どうして自分はこんな箱に振り回されていたんだろうって、

きっと不思議に思うはずです。

呪わしい失恋の魔法がとけた証拠です(笑)。

さあ、思い出をあなたから遠ざけてください。。。

やり通して。できるよ、あなたなら。

わたしだってできたんだもの。

はじめはね、封印した箱をまた開けたりしたんです(笑)。

だけど、また封印した。

そう、それもありなんです。

何度でも、やり直せばいい。

遠回りしたって自分のペースで離れていけばいいんだから。。。

あなたが箱をしっかりと封印した時、

少なくともそれまでのあなたより、少し強くなっていると思います。

思い出から離れて、新しい一歩を踏み出そうとする、

それがあなたの持つプライドの力なんです。。。

新しいあなたへの第一歩だよ。。。

まだまだ先は続きます。。。ファイトだよ(∩_∩)

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■ 〜きょうのことば〜 ■

いつかは、いまを幸せな日だったと思うだろう。
この気分をメランコリーと呼び、
暗かったとは思わなくなるだろう。

エドワード・トマス (イギリスの詩人)

時は流れます。どんなに悲しんでいても、どんなに苦しんでいても。
そしていつか、悲しい思い出からあなたを解放してくれるでしょう。
悲しみが永遠に続くなんてことはありません。しっかり前を向いていこうね。

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■失恋のおくすり(Books)■

『破局』キャスリン・テキシエ/羽田詩津子 訳 角川書店

原題は『The End of a Love Story』。作家のキャサリン・テキシエが
同じく作家の夫から別れを告げられ、約1年の間に綴られた日記。曖昧
な夫の態度、冷たい仕打ち、絶望、苦悶、かすかな希望、愛情、欲望。
すべてが痛いほど赤裸々に描かれています。読むのが苦しいかもしれま
せん。だけど、理性ではどうにもならない恋愛の本質がここにあります。

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2000.07.28


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