『 幽霊をおいかけた時間 』

 

長い間この号が書けずにいました。
失恋のダメージが、意外なところでよみがえってしまって、
次にあなたに何を伝えればよいのか
ずっと考えていたのです。

失恋をバネにしてしっかり立ち直る人、
どうしても立ち直れない人、
世の中にはいろんなタイプの人がいます。。。
自分はどうだろうと考えていました。。。

失恋している期間が長すぎると
ダメージが心にしみ込んでしまうな。。。
ふと、そんなことを思いました。

私は失恋からようやく立ち直ったのですが、
相手に心をからめとられたままの期間が
あまりにも長かったせいで
思考のすき間で意味もなく
まだ特定の誰かの名前を呼んでしまう。

彼のことはとっくに忘れた、
離れてしまったはずなのに、
彼のことを思い出すのが習慣になってしまっていることに
気がついて、ちょっとショックでした。

考えてみれば、こんなに自分を苦しめることができた
相手ってスゴイなと笑ってしまいます。
今や、相手の何がそんなに好きだったのかも、
ぼんやりとしてわからなくなりつつあるのに
彼は私に人生最大の印象を与えてくれた。

もう次の恋はできないだろうと思うぐらいに。

だけど、ここで目を閉じてはいけないんだと
自分に言い聞かせます。。。

自分の心を縛りつけていた失恋から
本当に抜け出すためには
もっと人を見なくてはいけないんです。。。

失恋したあとに、自然に恋が訪れれば
そんな恐れを意識することなく
新しい恋を迎え入れることが出来るのでしょう。。。

しかし、次の恋を拒み、目を閉じたまま時間が過ぎると

傷つくのは怖い、
失敗できる年じゃない、
もう若くはない。。。

そんなことにばかり捕らわれてしまうのです。

私の貴重な1日1日は、過去にとらわれてばかりで
ここ何年、随分浪費してしまいました。
その間の貴重な若さが、過去の幽霊を追いかけていて
ムダに流れていきました。。。

つまらないことしちゃったな、と思います。。。
失恋している時間なんて、
何年も時間をかけるほど価値はないんです。

幽霊に恋をするのはやめよう。。。
生身のひとに恋をしよう。

幸せになるために
妥協せず、本当に愛せる人を探すために
決して目を閉じたままでいてはいけない。。。
生涯を幽霊にささげてはいけない。。。
私からあなたに言えるのは、
切実に言えるのは、そういうことなのです。

いまはまだその人に巡り合わなくても、
その人と偶然出巡り合ったときに、
最高の自分でいられるよう、
自分を磨くことを忘れずにいてください。。。

これが自分の最高の状態って思えるぐらい
スキルアップしよう。

仕事も、趣味も、
どんどん開拓して
めそめそしてばかりの弱い自分に喝を入れよう。

寂しい、寂しくない
悲しい、悲しくない
忘れられない、忘れられる。。。

そんな振幅を何度も何度も繰り返しながら、
傷は癒えていきます。。。
あなたが自分に喝を入れて自分を磨く時間に
熱中するほど、
幽霊は心から去っていくでしょう。。。

あなたの心の痛みが
はやくやわらいでいくといいね。。。(∩_∩)

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■ 〜きょうのことば〜 ■

   帰路はひとつじゃないんだよ。正しいとか間違っているとか
   そういうことはなく、どの路をとろうとも自分に合った路が 
   見つかるはずさ。 ケビン・ムーア(シンガー)

   これは私が落ち込んでいるときにこの曲を送ってくれた友人がいます。
   初めて聞いた歌でしたが、その歌詞にとても心が動かされました。
   悲しみで心が閉じていると自由な心を忘れてしまう。もっと自分に
   ぴったりした生き方があるのに、それさえ忘れてしまうんです。。。
   今は悲しいかもしれません。。。でも、また別の道に入れば、新しい
   選択ができるのですから。顔をあげて、歩いて行こう。

   「MORE THAN ONE WAY HOME」 KEB'MO
アルバム Just like youより

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■失恋のおくすり(Books)■

『だいじょうぶ、きっとうまくいく』金盛浦子 大和出版

うまくいかないとき、悲しみに沈んでいるとき、どうすれば
自分を許し、愛していくことができるのか。。。過ぎたこと
に縛られず、自分らしく生きるためにすべきことが、ささや
くように優しい言葉で心に届きます。
かたくなった心を解きほぐしてくれる一冊です。

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2001.02.09

 


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